プレイバック 錦仁志祝翁先生2
「あの『日本の曙ボルケーノ』っていう作品はどう思いついたんですか?」
「みんな知らないと思うけどね。富士山は実は双子なんだよ。見た目はそっくりなんだけどね。性格が全く逆なんだ。ある日ね。みんながいつも見てる富士山がインフルエンザに罹ってね。みんなにうつすといけんけん、代わってほしいたい。ということで代わったんだよ。そしたらどうなったと思う?」
「どうなったんですか?」
「質問を質問で返すなんてね。ピンポンじゃないんだ。しかしそのサングラスは、本当によくトップガンに似てるな。」
「それではお友達達を」 というわけで、孫のプチウインナーちゃんを紹介して頂きました。
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by popo-bread
| 2009-11-28 14:43
プレイバック 錦仁志 祝翁先生
「錦仁志祝翁って本名ですか?」
「そんな事、私に聞かれたってわからないよ。私は生まれた時から、ニシキニシイワオと呼ばれていたんだからね。」 「じゃあ、それ本名ですね。完全に。先生の作品の『正しいいびつな形』っていうのは、あれはどっからインスピレーション得てるんですか?」
「スーパーにはよく行くかね?」
「週に二回くらい行くんじゃないですかね。」 「回数は聞いてないよ。私はスーパーに行くと、いつもちりめんじゃこを見るんだけどグラム売りでね。」
「それゃ一匹一匹売ってたんじゃ大変でしょ。」 「うまいこと言うもんだね。そのサングラス、トップガンに似てるな。」 「飛行機には乗りませんけどね。」 「変にのっかって来ると私がスベッたみたいじゃないか!怪我するよ。お互い。どこまで話したかな?」
「グラム売りです。」 「そうグラム。そして、それを買って帰ってよく見てみると小さいカニやイカなんかも入っててね。そうするとそれらは『ちりめんじゃこ200g』として売られていた事になる。そんな理不尽な話聞いた事もない。ちりめんじゃこにしてもだよ。その他大勢みたいな扱い」「いったんCMです。」
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by popo-bread
| 2009-11-28 13:39
髪切った?
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by popo-bread
| 2009-11-27 11:40
スピンオフ 白身フライ兄さん3
弟(チョコパンマン100円)は、ただ黙って俺を見つめていた。菓子パンにむいているのはむしろ、この弟の方だと今でも俺は思っている。「元気でな。」と俺はすれ違い様、弟の耳元で呟き、そしてまっすぐ前を向いたまま左手で彼の肩をポンと叩き、歩きだした。俺は背中に弟の視線を感じていたが振り返らなかった。と、そこまで思い返した時に、突然強い風が吹いてきた。その風は俺の衣の中にも入り込み、そして吹き抜けた。まるで、長年積もったホコリを吹き払うように。
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by popo-bread
| 2009-11-26 17:49
スピンオフ 白身フライ兄さん2
妹(ラズベリー120円)が行かないでと泣きついてきた。俺はジャムが手に付かないように優しく頭を撫でてやった。
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by popo-bread
| 2009-11-26 13:59